日本全国まち歩紀:間藤水力発電所跡(足尾廃墟巡り4)
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2019年05月23日 21:29

間藤水力発電所跡(足尾廃墟巡り4)

足尾本山ゾーンに入る前にもう一か所。

通洞から車で数分、わ鉄の終着駅である間藤駅に到着します。
足尾本山周辺を散策するために駐車場を探したのですが、なかなか見つからなかったため、
少し距離はありますが間藤駅にある観光客用の駐車場を使いました。
ここは日曜日、午後の利用で他に停めてある車は無く、3~4台は止められそうなスペースです。

車を降りると銅山観光周辺とうって変わって首からカメラをさげた人はほとんどいなくなります。

本山方面に向けて歩き出すと、団地の手前に立派な鉄の筒を発見しました。

IMG_4017


宇宙船の落し物かと思うくらいこの場所に不似合いですが、
これは間藤水力発電所のパーツの一つです。
この上は「上の平」という旧社宅で、人家が並んでいます。
しかし別の川(松木川と深沢川)から水を引っ張り(導水路の長さ2.9キロ)、土地の高低差(31.8m)を利用してこの筒を通して水を
渡良瀬川に流し込んでいました。
水が落ちる際に発生するエネルギーでトルビン式横水車(ドイツのジーメンス社製)を回して
発電し、その電力を坑内の排水や電車の動力、照明にあてていました。
発電所は渡良瀬川の河原に置かれ、最大出力は400馬力(300kW)、
この動力の導入によって足尾銅山は一気に近代化し、日本一の銅の産出量を誇るようになります。

桐生も安定した動力を得るために水力発電を取り入れましたし、
動力は本当に大事ですね。

2018-3


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